私が生涯で最も好きな曲のひとつとして、米国のミニストリーというバンドの1989年の曲「ドリームソング」というものがあります。
ミニストリーは、専門的なジャンルはともかくとして、ほとんどの曲がハードなものなんですが、すべての曲の中で「たった一曲だけ」、妙に情緒的なものがあり、それがドリームソングという歌でした。
偶然はじめて聞いた時に衝撃と共に好きになって、その後の演劇を含めたイベントのオープニングで、それこそ何度も何度も使いました。
この曲には、いわゆる「歌」は入ってなく、演奏の後ろで「声」がいろいろと入っています。そんな英語の声の意味など当時知るわけもないし、こういうバンドのアルバムには歌詞カードなどなかったですので、ずっと知らずにいたのですが、最近、ネットではこの声の部分も記されていることを知りました。
そして、それは「女性と悪魔の対話」だったことを知りました。
悪魔といっても、「女性の夢の中に出てくる悪魔」です。
先日酔っ払って訳したものがあり、せっかくですのでこっそり掲載しておきます。
こんな意味だったとは今まで知らなかったですが、この曲と知り合っていなかったら、今の私はいなかったほど、実際の意味で影響の大きかった音楽です。
ミニストリー / ドリームソング Ministry - Dream Song (1989年)
Ministry - Dream Song Lyricsより。
女性の声:
あなたは夢を見ている時に生きている。
悪魔的な声:
真実はとても黒い。
もう一度言う。
これは「メッセージ」だ。
我々の理由の道理だ。
我々の貴重な「とき」のために道を譲れ。
ずっとそうだったように。
光が俺を包むので、それを俺は押さえつける。
光は俺を引き入れようとする。
でも、すでに俺は「そこ」にいるのだ。
もう一度言う。
これは「メッセージ」だ。
我々の理由の道理だ。
我々の貴重な「とき」のために道を譲れ。
ずっとそうだったように。
光が俺を包むので、それを俺は押さえつける。
光は俺を引き入れようとする。
でも、すでに俺は「そこ」にいるのだ。
女性の声:
ああ、また私はこんな馬鹿な夢を見てしまったわ。
安物の折りたたみソファベッドの上で。
夏の始まりの・・・暑い、とても暑い時だった。
その時の私には何の楽しみもないし、私には何もなかったわ。
そして、私はその奇妙な・・・とても奇妙で異常な悪夢を見たのだわ。
その安物の折りたたみベッドの上で。
この悪夢は夢なのに夢ではないの。
夢を見ている時はその夢はすべてリアルなの。
夢の中ではそれは夢ではなくて、すべて本当なの。
だから、この悪夢は夢の中では夢ではないの。
夢の中であなたは生きている。
私はこの夢を、窓から天使が上ってくる場所で見たのだわ。
天使は私の部屋に入ってきて、そして、私にキスをした。
その天使のキスで私は目覚めたの。
ねえ、あなたは天使を信じる?
安物の折りたたみソファベッドの上で。
夏の始まりの・・・暑い、とても暑い時だった。
その時の私には何の楽しみもないし、私には何もなかったわ。
そして、私はその奇妙な・・・とても奇妙で異常な悪夢を見たのだわ。
その安物の折りたたみベッドの上で。
この悪夢は夢なのに夢ではないの。
夢を見ている時はその夢はすべてリアルなの。
夢の中ではそれは夢ではなくて、すべて本当なの。
だから、この悪夢は夢の中では夢ではないの。
夢の中であなたは生きている。
私はこの夢を、窓から天使が上ってくる場所で見たのだわ。
天使は私の部屋に入ってきて、そして、私にキスをした。
その天使のキスで私は目覚めたの。
ねえ、あなたは天使を信じる?
悪魔的な声:
ノー!
この曲を聴いて、企画して脚本を書いた1990年頃の演劇が下のものでした。
これはオープニングです。
ゴミのような我々の後ろにはいつでも「巨大な光がある」というように設定した舞台でした。最初に出てきて、光の洪水にふれているのが私であります。
幸い、本来ならレンタルでも何百万円もするような照明設備をタダで貸してくれた人がいて(笑)、普通だと考えられないような「光の洪水」を作ることができました。
そして、この公演の内容は上の翻訳の女性が見たような「悪夢そのもの」でした。
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