
原油の7%近い上げを筆頭に、金、銀、白金、コーン、大豆、コーヒー、と商品価格が軒並み急騰。これは最近見たことのない激しい急騰で、「まさか戦争?」と思って、いろいろと見てみましたら、
NY原油・金 ともに上昇、減産発表や紛争地域の緊張感の高まりが背景(クルーク)
という市況ニュースがあり、また、
パキスタン、印パ国境に部隊移動 2万人か(日経)
ということらしい。
やはり、インドとパキスタンの戦争懸念は相当危険な水域にまで来ているようです。
昨日、アメリカの民間情報機関ストラトフォー(STRATFOR)が会員向けメールにこのことについてふれられていたことが、ヤスの備忘録にも書かれてありました。
ストラトフォーの情報によると、
> インド軍の攻撃が始まると、地上軍のみならず、パキスタンの都市部郊外にあるパキスタン情報部を標的にしたインド空軍の爆撃も行われると見られる。
とあります。
時期に関しても「数日中には」となっており、近いうちの戦闘状態突入が現実味を帯びてきています。
この2カ国の戦争が大きな意味を持つのはどちらも核保有国ということで、戦争への核投入への懸念というのは確かにありますが、しかし、それと同時にワタシたち自身への影響として、「戦争の世界大戦化(代理戦争含む)」と、以前こちらでも考えたことがあるのですが、「戦争をキッカケとしてのハイパーインフレ」です。
上の記事では、過去の小麦の急騰時を1973年からとしていますが、その時にあったこととして、
・第4次中東戦争の勃発
・生産削減でモノ不足が発生するという噂からの買いだめ騒動
・大手商社などの買い占め
を挙げています。
同じような状況で食料価格の高騰やモノ不足が起こり得るのではという話です。その懸念が現実になると、驚異的なデフレとハイパーインフレが同居して進行するという、とても奇妙な経済状態が出現してしまうのですかね。
なお、これは全然関係ないことですが、中国ではこんなことが起きています。
気温低下で野菜値上がり、北方中心に+30%も(サーチナ)
最近の気温低下の影響を受けて野菜価格が上昇していることが分かった。
天候も価格上昇を後押し。(違うか)
さて、来たるべきはどんな経済状態なのか。
恐るべきデフレスパイラルか、限定的なハイパーインフレか。
もちろん、「戦争が起こらない」という可能性は残されていますので、それに期待しましょう。この戦争ばかりは「起きても起こらなくてもどちらでもいい」ということにはならない戦争のような気がいたします。
そういや、10月にはこんな写真があったな。

インドのシン首相と日本の麻生総理大臣。
この時はいい笑顔だったんだが(笑)。





