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移転したとはいえ、ブログの存在の意義としてはさほど変わらず、まあ、日記的な状況が続くと思いますが、クレアは私の出発点でもあり、残しておきたい気持ちも継続したい気持ちもあります。
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The Erhu: Simple Yet Divine
The Epoch Times 2011.05.20
シンプルかつ神聖な楽器: 二胡

美しさ、悲しみ、痛みなどの様々な感情を、二胡の音色を通して体験することができるのだ。そして、中国の歴史の中での様々な感情とふれることができる。
はじめて二胡を見た人は、その単純な構造に驚くだろう。そして、たった2本の弦でその音が出されているということに胸を打たれるはずだ。
二胡は中国で 1000年以上の歴史を持っており、中国文化に深く織り込まれている。宋朝の時代に中国北部の少数民族が使っていた弦楽器にその起源があるといわれる。
二胡(英語表記: Erhu )という言語の「Er」は、「2」を意味する。これは2つの弦のことを意味すると同時に、「ふたつの文化」の意味もある。「hu」は、中国北部の遊牧民のことをさす。
これは中国で異なる文化の要素が同化したことを意味し、今では二胡は、中国文化の貴重な遺産となっている。
二胡が出す音は絹のように繊細で、そして、心に強く訴える音色だ。実際、過去には弦に絹が使われていた。
現在は耐久性の点から、金属製の弦が使われている。そのボディに共鳴のための箱を持ち、木とパイソンの皮から作られる。二胡は、弓で演奏される。最高の弓には馬の毛を使う。
二胡は演奏で和音を使わないので、メロディを作り出すために最適であるばかりではなく、さまざまな感情のささやきを表現できる。それは泣くことやため息や、そしてお喋り等を模倣する。
また、馬のいななき、雨の音、嵐の音や風などの音を表現できる。
これらにより、二胡ではたくさんの感情表現をおこなうことができ、多くは、幸せや喜び、そして陽気さを表現する。
また、自然と祖先の歴史をも表現できるのだ。